私たちの

取り組みについて

パラ・アーティスト・マネージメント協会
概要

・障害と社会を芸術で結ぶ・全ての人が同じ舞台で共に分かち合う
・障害があっても高齢でも大人でも子供でも生まれてくる作品に優劣はありません。

活動内容

1・・・Para国際音楽コンクール

日本国内のみならず、日本国外の演奏家も参加のできるコンクール活動。

国内、国外には多くの演奏家が自身の才能を見い出せずにいます。

素晴らしい才能を持った方々をコンクールで発掘し、彼らのパフォーマンスを多くの方々に届けるきっかけともなります。

 

2・・・パラ・ミュージック国際シンポジウム

演奏者のみならず、演奏者とかかわるすべてのひとの障がい者理解をさらに深めるために、様々な体験が披露され、また研究課題や、ワークショップ、公開講座開催により障碍者教育の学びの共有の場となります。

障がいを持ちながらも音楽を楽しむ姿が人々に感動を与え、演奏する人も、聞く人もすべての人がともに楽しめるイベントです。

 

3・・・PAMクラシック・フェスティバル

障がいを持ちながらも音楽を楽しむ姿が人々に感動を与え、演奏する人も、聞く人もすべての人がともに楽しめるイベントです。


4・・・PAMアーティストコンサート

PAMに登録したアーティストと、プロの音楽家のコラボレーションや、PAM登録アーティストが音楽を通して現在の社会問題など、あらゆるメッセージをお伝えするコンサートです。

彼らはダイアモンドの原石

芸術は障害の垣根を超え、全ての人にあらゆる表現をさせてくれます。生まれた作品は平等です。人々は既成概念や、固定概念で動かされています。

そのため、本来の人が持つ美しい心が、何かにけがされたり、何かに妨害されたりして、素直に自分を出せないことが大半です。


しかし、彼らが作品制作や演奏に向かうときは、どの作品もストレートに彼らの魂が入り 見ている人の琴線に触れます。感動します。また、彼らは芸術に触れることが「好き」という理由ひとつで、なんとか取り組む一心な姿は、見ている人に感動を与え、人間の力の凄さを見せつけられます。


人は本来の姿を見失っています。自分が誰であり、自分が何がやりたくて障害がある事で、小さい時からすべてのことに区別され、自然に自分は人と違うんだ、という考え方を受け入れざるを得ない現実を芸術は払拭します。


すべての人は「ダイヤモンドの原石」です。PAMは原石を磨きます。その輝やく姿は、全ての人に感動を呼びます。感動は幸せを呼びます。

Mission

人は皆、隠れた素晴らしい才能をそれぞれ隠し持っています。特に障がいがあることで埋もれてしまっている才能を発掘し、またその才能をすべての人と分かち合うこと。

Strategy

あらゆる音楽表現から芸術性を問い、すべての人が感動できるステージを全国に広げます。また、音楽に国境はなく、海外の演奏家たちともともに楽しめる音楽を作ること

PAMが思うこと

クラシック音楽をベースにコンサートを行っていますが、技術を見てほしいわけでも、音楽性を評価してほしいわけでもありません。

大好きな音楽を通して演奏者が何かしらのメッセージを送ります。そのメッセージを受け取ってほしいのです。

彼らの表現は彼ら独自の音楽理解があり、そこから生まれる音楽もやはり芸術性が高い音楽と言えます。

時には彼らは音楽にすがります。彼らが癒される場所は音楽の中にあります。バイオリン奏者は、バイオリンの音色が好きだからバイオリンを弾きます。そして、バイオリンの演奏を通してメッセージを送っているのです。

時にはもの悲しく、時には繊細で壊れそうな、時には幸せでハッピーであり、様々な心の変化を音にのせて奏でます。そんな音を聞いたときに感じる感性を大事にしてください。また、その感性が人を豊かにし愛を育みます。

作曲家が曲を書いたとき、あらゆる思いを曲にします。そしてプロの演奏家はその楽譜を分析し、できるだけ詳細に表現できる技術と感性で表現します。

障がいを持つ演奏家は、特に重度な人であればあるほど楽譜の分析や表現方法は理解できません。

しかしひとたび曲を聞いたとき、作曲家の意図や表現したいことが彼らに伝わっているような音の出し方は非常に興味深いものです。私たちは「感動したいのです」そして彼らの音楽は「感動します」

パラ・アーティスト・マネージメント協会 島田 真里子

芸術を通して誰もが輝ける場所を目指して

パラ・アーティスト・マネージメント協会(PAM)では、
何らかの障がいをもった方を対象に、音楽やアート活動を通して、素晴らしい才能を見つけ出し、
活躍の場所を広げられるようサポートしております。