優裕

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優裕

ユウユウ / 画風:ペン画

元々発語が困難だったが、学校時代は3語文は出せて会話ができていた。
そのうちだんだんと言葉が少なくなってきたが、週に1回のひとりカラオケを楽しみにしており、事業所の帰りに寄り、お金の価値は分からないが会計もひとりで済ませて25分ほどの道のりをひとりで帰ってきている。
他の日は事業所からの帰宅後、クリーニングやスーパーへの買い物にも行く。長年に渡っているため地域の方々には顔なじみになって声をかけてもらっている。
時々頑固な一面も見せるが、怒ったことがなく、大人しく温和な人柄なため、家族からは「ニコニコひろくん」と呼ばれている。

 

絵は、幼児の頃から現在まで描きやすいマジックペンを使っている。
学校時代は想像力豊かな絵を描いていたが、段々決まりきった人物の同じ絵だけを描くようになる。それでも、年賀状に描く干支の絵はイメージで個性的な絵を描き続けている。
NPO法人響愛学園の就労継続支援B型事業所「ハミング」に通所してからは模倣で描く絵も加わり、幅が広がっている。

 

<受賞歴>
・岐阜県盲聾養護学校文化連盟美術作品展H12奨励賞、H13努力賞
・岐阜県障がい者ふれあい福祉フェア R5会長賞

 

<出展>
・わたしのいってん
・つなぎふくらむ作品展